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ナイチンゲールの越境3:ジェンダー  ナイチンゲールはフェミニストだったのか

著:河村貞枝 著:出島有紀子 著:岡田実 著:喜多悦子 著:矢口朱美 著:佐々木秀美 著:五十嵐清 

判型
46
ページ数
152ページ
本体価格
1,700円
ISBN
9784818023390
発売日
2021年 5月 11日

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  • 内容紹介
  • 目次
  • 伝統的な慣習や社会規範が色濃く残っていたヴィクトリア朝時代に「女性」というだけで社会で活躍する機会がないことに絶望していたナイチンゲールは、苦闘の末、男性に隷従しない女性のあり方を問い、自ら行動を起こして「看護」を専門職へと高めました。一方、彼女は当時イギリスで盛んだったフェミニズム運動とは距離をおき、批判さえしています。
    ナイチンゲールは「フェミニスト」だったのでしょうか? 看護・医療、英文学、西洋史、人道研究などの専門家によるナイチンゲールのジェンダー論です。

  • ヴィクトリア朝時代のフェミニズム……河村貞枝
    バーバラ・リー・スミス・ボディションとナイチンゲール……出島有紀子
    ナイチンゲールの女性論:ラスキン、J.S.ミル、ガマーニコフとの比較から……岡田実
    ナイチンゲールはフェミニストだったのか:作家ヴァージニア・ウルフの視点から……矢口朱美
    女性の権利運動にナイチンゲールが果たした役割と、わが国における展開……佐々木秀美
    [コラム] 
    ナイチンゲールをめぐる3人のオトコたち……喜多悦子
    「英国派遣日赤救護隊記」から考察する日本のジェンダー平等意識……五十嵐清

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