PICCナビゲータ 適応・挿入手技から管理まで
著:井上善文
- 判型
- B5
- ページ数
- 176ページ
- 本体価格
- 3,200円
- ISBN
- 9784796525541
- 発売日
- 2022年 2月 24日
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- 内容紹介
- 目次
- 追加情報
-
PICCは、“末梢から挿入する”「中心静脈カテーテル」であるという理解が必要ですが、
中心静脈栄養を行うための基本的な知識と技術が必須です。
カテーテル挿入を安全に行うために開発された機器が“IPエコー”ですが、
IPエコーを使った挿入の具体的な手順を理解することが必要です。
また、安全管理のポイントは、カテーテル関連血流感染症(CRBSI)の予防ですが、
CRBSI予防のためには、挿入部・輸液ラインの管理が必須です。
本書はPICC(末梢挿入型中心静脈カテーテル)を安全に挿入し、万全に管理するための、
“IPエコー”を使った実践的PICC挿入・管理ナビゲーションです。 -
第1章 PICCの基本を理解する
CVCとは何かを理解する CVCの分類
カテーテルの基本的な挿入方法を理解する
「そもそもPICCとは?」について理解する
なぜPICCが注目されているのかを理解する
第2章 PICCをさらによく知るためのQ&A
PICCの導入について
わが国のPICCの状況
PICCの適応
PICCと感染
肘PICCと上腕PICC
PICCと合併症
PICCの具体的技法
PICCと看護
第3章 ニプロIPエコーの開発
エコーガイド下上腕PICC法の実施
血管穿刺用エコーの開発に取りかかる
IPエコー開発に向けての取り組み
IPエコーの原理
IPエコーを用いて血管穿刺手技を実施してみる
IPエコーの他領域への応用とこれから
第4章 上腕PICC法の実施手順ナビゲータ
上腕PICC法の実施手順
第5章 PICC留置期間中の管理
CRBSI予防対策を基本とする
カテーテル挿入部の管理方法
輸液ラインの管理方法
TPN実施中の輸液・薬剤投与
PICC留置期間中の合併症とその対策
第6章 PICCを用いたTPNナビゲータ
症例でみる、PICCを用いたTPN -
井上善文
大阪大学国際医工情報センター栄養ディバイス未来医工学共同研究部門 特任教授