検索

ハート先生の心電図レクチャー 基礎編

著:市田 聡 

判型
B5
ページ数
160ページ
本体価格
2,300円
ISBN
9784796526180
発売日
2024年 5月 17日

詳細は会員社
WEBサイトから

  • 内容紹介
  • 目次
  • 追加情報
  • 受講者約30万人、ハート先生の人気セミナーから生まれた“心電図学習はじめの1冊”

    心電図と聞くだけで、「難しい」「わからない」「できれば避けて通りたい」と思っている人にこそ読んでほしい

    循環器系の病棟に限らず、ほぼすべての診療科に心電図モニターがあります。看護師のみなさんも、波形を眺めて異常がないかどうかの判断をしなくてはならない場面に遭遇します。ところが学生時代に限らず、看護師が心電図を学ぶ機会は少なく、いきなり波形をみる現実に直面するのです。
    心電図は見えない心臓の現象を波形にしたものですから、まずは心臓について学ぶことが大事です。本書では心臓の動きと心電図波形の出現が連動したハート先生オリジナルのイラストを中心に、目で見えない現象をできるだけ目で見て理解できるよう工夫しています。「病棟でモニター波形を見てみようかな」。読んだ後にそう思ってもらえたら、心電図学習の壁は1つクリアです。

    【こんな本です】
     ■病棟を舞台に物語を読み進めながら、心電図を基礎から学べます。
    ■ハート先生オリジナルの図解で、心臓の動きと心電図波形の成り立ちをイメージできます。
    ■「基礎編」としていますが、臨床に活かせるレベルです。モニター心電図と12誘導心電図に加え、ペースメーカの心電図まで入っています。

  • 1 心電図波形をつくる原動力
    2 仕事の号令を発し、伝える能力
    3 心電図の波形はどのようにできるのか
    4 興奮の伝播と心電図波形の関係
    5 誘導法の基本①:四肢誘導の目の位置
    6 誘導法の基本②:胸部誘導の目の位置
    7 正常12誘導の特徴
    8 心電図波形が描かれる原則
    9 12誘導心電図検査の手順
    10 12誘導心電図の役割が発揮される場面
    11 12誘導心電図で虚血性心疾患を判定する
    12 心電図の波の大きさの変化
    13 心電図モニター誘導のとらえ方
    14 基本の心電図波形と正常洞調律
    15 心臓のポンプとしての役割
    16 心拍数の数え方
    17 致死性不整脈の救命処置
    18 だまされてしまう波形
    19 体位の変化に伴う心電図波形の変化
    20 ペースメーカの役割
    21 ペースメーカの分類コードとその意味
    22 ペーシング心電図波形の特徴
    23 ペースメーカがうまく機能しないとき
    24 電解質の異常と心電図変化

    [本書に登場する不整脈]
    洞性頻脈
    洞性徐脈
    洞不全症候群 SSS
    逸脱収縮[補充収縮]
    上室性期外収縮 SVPC
    心室性期外収縮 PVC or VPC
    二段脈
    三段脈
    心房性期外収縮 PAC
    右脚ブロック RBBB
    左脚ブロック LBBB
    左脚前枝ブロック LAH
    左脚後枝ブロック LPH
    房室接合部性調律
    発作性上室性頻拍 PSVT
    心室頻拍 VT
    心室細動 VF
    QT延長症候群
    ブルガダ(Brugada)症候群
    心房細動 AF
    心房粗動 AFL
    WPW症候群
    房室ブロック A-V block
    第1度房室ブロック
    第2度房室ブロック[不完全房室ブロック]
    第3度房室ブロック[完全房室ブロック]

  • 市田 聡
    一般社団法人 心臓病検診推進センター センター長

関連書籍