看護の約束 命を守り、暮らしを支える
著:秋元典子
- 判型
- A5
- ページ数
- 248ページ
- 本体価格
- 2,400円
- ISBN
- 9784796581073
- 発売日
- 2024年 3月 1日
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- 内容紹介
- 目次
- 追加情報
-
本書は、社会に向かって「看護のことをわかってください」と訴えるのではなく、
「看護はこういうことができるのです」と言明しています。
それこそが看護職の責務であると著者は言います。
「看護とは、自然が患者に働きかけるのに最も良い状態に患者を置くこと」というナイチンゲール看護論に始まり、
看護師・看護教育者としての実体験から生まれたエピソードを盛り込んで、「看護とは何か」を明らかにしていきます。
※本書は発行元がライフサポート社から照林社へ変更しました。
ISBN9784904084236『看護の約束』2020年7月10日発行(初版第6刷)と同一の内容です。 -
<目次>
はじめに
第1章 現代の看護について
ナイチンゲール看護論の検証がもたらす看護の現在
ナイチンゲールの教え
「新鮮な空気」と「太陽の光」を整える
「清潔」と 「安全」を創り出す
「食」を支える
「皮膚」をケアする
「排泄」を支える
「生命力の消耗」を最小限にする
「観察」を行う
第2章 看護の専門性とは
医師や他の専門職と異なる看護のオリジナリティ
看護師と他の医療専門職との協働
医師や他の医療職からみた看護の専門性
「日常生活行動の支援」がなぜ看護の専門性なのか
「診療の補助」がなぜ看護の専門性といえるか
人を“as a whole”として捉える
医療チームにおける看護の専門性
第3章 進化する看護のスキル
身体から入って心に到達する様々なスキル
患者さんの心に到達するケア
“身体から入って心に到達する”とは
「ケア」と「ケアリング」について
第4章 看護の約束
看護のアイデンティティについて
「約束」を守るためのアイデンティティ
看護とは何々であるという確信
看護のアイデンティティ確立に影響を及ぼすもの
専門性の追求と役割の拡大
看護の約束
看護のアイデンティティ
おわりに -
秋元典子
甲南女子大学 学長