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【書店様向け】注文書作成

ネガティブサポートからポジティブサポートへ 事例で見る 医療&ケアの〈望ましい〉言葉と関わり方 

著:木村美也子 

判型
46
ページ数
144ページ
本体価格
1,800円
ISBN
9784818029248
発売日
2025年 4月 28日

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  • 内容紹介
  • 目次
  • その「よかれ」、逆効果になっているのかも?
    患者の4~5人に1人が医療者の言動を不快に感じ、相談をやめている?!
    「一所懸命にやっているのに……だったらどうすればいいの?」

    医療者による関わり(言動)は、患者・家族の心身の状態や健康行動に少なからぬ影響を及ぼします。時に「よかれ」と思っての行為が逆効果になることも。対策は、まずそうした現状を知る・自覚すること、そして、正しく意図が伝わるよう変換する術を身につけることです。

    本書では、著者の調査研究で得られた言説をもとに、患者らがどのような言動に傷つくか、エンパワメントされるかを対比させつつ具体的に示し、どうすれば正しく伝わるかを分析します。
    自身の対応を振り返る、あるいは自信をもって継続することにつながるほか、他職種による不適切な対応の場面に遭遇したときにどうフォローすればよいかを考える糸口にもなります。

  • 1 その言動(サポート)、正しく伝わっていないかも?
     1)ポジティブな意味の「サポート」が「ネガティブ」に受け止められてしまうとき
     2)医療者の言動が「ネガティブ」に受け止められてしまう背景
      (1)医療・ケアの現場における「ネガティブサポート」の特徴
      (2)「ネガティブサポート」抑制の難しさ
     3)医療者のネガティブサポートに着目する意義

    2 意図を正しく伝えるには?
     1)型どおりの対応になっていませんか?
     2)先入観を持って対応していませんか?
     3)「わかっていて当然」との思いで接していませんか?
     4)病や障害に対するネガティブな考えが言動に出ていませんか?
     5)「がまんするのが当然」だと思っていませんか?
     6)訴えの軽視・拒否につながる言動を示していませんか?
     7)わずらわしさが表れていませんか?
     8)適度な距離を保てていますか?
     9)相手の背景にまで配慮できていますか?
     10)医療者側の都合最優先、のようになっていませんか?
     11)医療者間で意見を統一して対応していますか?
     12)「上から目線」になっていませんか?
     13)無意識のうちに壁を作っていませんか?
     14)医療者の言葉で相手が受けるショックを想像できていますか?

    3 医療者の「望ましくない」「望ましい」言動―これまでとこれから―
     1)望まれる変化
     2)患者の権利意識の高まり
     3)医療者および医療者を取り巻く環境
     4)医療・ケア従事者の努力が希望に

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