看護学生のための臨床判断 22事例・60場面で身につく コンセプトを用いた看護実践につながる「思考過程」
編集著:三浦友理子
- 判型
- B5
- ページ数
- 208ページ
- 本体価格
- 2,500円
- ISBN
- 9784796526616
- 発売日
- 2025年 8月 1日
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- 内容紹介
- 目次
- 追加情報
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臨床判断を学ぶ最初の1冊に最適な、看護学生のための入門書。
目の前の患者さんからそのときの状況を読み取り、最適な看護を行うための「看護師の考えかた」が身につきます。
22事例・60場面の豊富な事例は、考えるための枠組みである「コンセプト」を用いて解説。
他の事例に応用できる視点が身につき、臨床で役立つ学びが得られます。
<こんな場面で使えます!>
★臨床判断について基礎から学びたいとき
臨床判断とは何か、わかりやすい言葉でくわしく理解できます
★基礎看護学実習への準備
基本的な事例から、ナースが行う臨床判断の流れを把握できます
★各看護学領域別実習への準備
実習に近い状況の事例に取り組み、考えかたや先輩の看護を学べます
★統合看護実習・新人ナースへの準備
自身が経験したことのない事例にも挑戦。学びの活用場面を考えましょう -
総論 臨床判断って何だろう
臨床判断を理解しよう
臨床判断とは何か
臨床判断と看護過程の関係
臨床判断と臨床推論の違い
臨床判断のプロセス
タナーの臨床判断モデル(2022年改訂版)
①気づく ②解釈する ③反応する ④省察する +α臨床判断に影響するもの
臨床判断力を高めるための4つの工夫
限られた経験の中で、より効果的に臨床判断力を高めるには?
臨床判断力を高めるための4つの工夫
看護実践のためのコンセプト-健康と疾病に関する概念-
コンセプトとコンセプトベースドラーニング
コンセプトとは
コンセプトベースドラーニングとは
看護実践のためのコンセプト
事例をもとにコンセプトの活用を考える
事例紹介
Nさんを理解するのに重要なコンセプトを考えよう
コンセプトを用いて状況を把握するためのポイント
①現病歴に着目
②入院後の経過と最近の治療に着目
③既往歴その方自身に着目
Nさんの状態が伝わる報告をしてみよう
各論 事例で身につく! 臨床判断
BASIC1 疾病による変化の中でも、人々に合った生活をするための臨床判断を学ぼう
心不全/誤嚥性肺炎/慢性閉塞性肺疾患(COPD)/血液がん/感染性胃腸炎(小児)/ネフローゼ症候群(小児)
BASIC2 手術の侵襲によるさまざまな変化の中で、よりよく生活するための臨床判断を学ぼう
大腿骨頸部骨折/変形性膝関節症/急性虫垂炎/胃がん/子宮体がん
BASIC3 長期的な療養の中で、人々がよりよく生活するための臨床判断を学ぼう
糖尿病/糖尿病性腎症/認知症高齢者/片麻痺とともに生活する人
ADVANCED1 容態変化時の状況把握と、その後の生活を見据えた臨床判断を学ぼう
肺炎/肺がん/脳腫瘍/くも膜下出血
ADVANCED2 疾患・治療や生活に対する詳細な知識に基づく臨床判断を学ぼう
川崎病/肝硬変/関節リウマチ -
三浦友理子
浜松医科大学医学部看護学科 基礎看護学講座看護教育学 准教授