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新版 保健師業務要覧 第4版 2024年版

編集:井伊久美子 編集:勝又浜子 編集:森永裕美子 編集:荒木田美香子 編集:坂本真理子 編集:村嶋幸代 

判型
B5
ページ数
480ページ
本体価格
4,500円
ISBN
9784818026070
発売日
2024年 1月 29日

詳細は会員社
WEBサイトから

  • 内容紹介
  • 目次
  • 近年の法制度の改正や、社会情勢の変化に対応し、2020年版より「第4版」に大改訂しました。
    保健師業務に必要な、最新の知見を提供します。

    【1 基礎編】では、保健師教育・活動現場の現状に鑑み、必要な知識や技術を厳選して収載。
    【2 実践編】では、行政・産業・学校の各現場において展開された事例を、実践者自身が紹介します。

  • I 基礎編

    第1章 保健師とは

     1)保健師の法的位置づけ
      1 保健師助産師看護師法における保健師
      2 公衆衛生看護とは
      3 保健師の活動の場
      4 諸外国の保健師活動

     2)法制度の変革と保健師活動の変遷
      1 国の動き
      2 都道府県保健師活動の変遷と課題
      3 市町村保健師活動の変遷と課題
      4 産業保健師活動の変遷と課題

     3)保健師を取り巻く現状と課題
      1 保健師の活動基盤の現状
      2 保健師の活動基盤調査とは
      3 保健師を取り巻く課題

    第2章 保健師の教育とキャリア開発

     1)基礎教育

     2)キャリア開発
      1 現任教育
      2 自己成長としてのキャリア開発

     3)公衆衛生看護管理
      1 新任期から担う公衆衛生看護管理機能
      2 管理的ポストが担う公衆衛生看護管理機能
      3 地域マネジメントとしての医療・福祉の安全管理

    第3章 活動の場ごとの保健師活動の特性と課題

     1)行政
      1 地方自治と地域保健行政
      2 行政における保健師の役割
      3 各行政組織の場における保健師活動

     2)産業
      1 産業保健の特徴
      2 労働衛生の 5 管理(3 管理 5 分野)
      3 産業保健分野における保健師の活動

     3)学校
      1 学校保健活動とは
      2 学校保健活動の実際
      3 地域保健と学校保健の連携

     4)福祉機関
      1 福祉分野における保健師活動
      2 福祉機関における保健師活動の意義
      3 福祉機関における保健師活動の実際 ―神奈川県の児童相談所を例に―

     5)医療機関
      1 医療機関で活動する保健師の背景
      2 医療機関における保健師活動の実際
      3 継続支援に向けた病院と保健師の連携

    第4章 保健師の基礎技術

     1)地域診断・組織診断
      1 地域診断の考え方
      2 地域診断の過程
      3 循環する過程としての地域診断

     2)計画策定と評価
      1 計画策定のプロセス
      2 PDCA サイクルに基づく計画策定の例

     3)家庭訪問
      1 保健師が行う家庭訪問とは
      2 家庭訪問の対象者
      3 家庭訪問の優先順位
      4 家庭訪問のプロセスと支援
      5 他事例や保健事業・施策への反映

     4)健康相談
      1 保健福祉事業としての健康相談
      2 個別支援における相談的対応
      3 相談形態の多様化

     5)健康教育
      1 健康教育の概念
      2 健康教育に用いる理論とモデル
      3 健康教育の実際

     6)地区組織活動・グループ支援
      1 日本における地区組織活動の歴史的な経緯
      2 保健師が関わる地区組織活動・グループの種類
      3 地区組織活動の実際

     7)システム化
      1 地域包括ケアシステム
      2 ネットワークづくりとシステム化

    第5章 保健師と研究

     1)実践に不可欠な「研究力」
      1 「研究力」とは,分析と統合の力
      2 実践現場の情報を活かす「研究力」
      3 「研究力」を身につける

     2)実践知の蓄積とエビデンスの活用
      1 実践知を蓄積する意義
      2 実践知をエビデンスにする方法
      3 既知のエビデンスを活用する方法

     3)保健師活動の「見える化」
      1 保健師活動の対象となる人々
      2 協働する他職種
      3 一般社会
      4 保健師自身

    Ⅱ 実践編 ―地域診断に基づく展開事例―

     1 罹患率を半減させた結核対策
     2 生活習慣病重症化予防
     3 認知症施策―都道府県本庁部門の保健師による市町村支援―
     4 ネットワークで進める慢性腎臓病(CKD)対策
     5 データヘルス計画策定のプロセス
     6 データヘルス計画における保健師の役割
     7 課題に学校全体で取り組める教員組織づくり
     8 学校における医療的ケア ―特別支援学校における看護教員の活動から―
     9 ストレスチェックを活用した職場におけるメンタルヘルス対策
     10 有害業務がある職場における産業保健活動の展開
     11 児童虐待予防のシステム化
     12 精神疾患患者への育児支援
     13 こだわる家庭訪問 ―働き盛り年代訪問事業―

    資料

     1 保健師活動年表
     2 健康日本 21(第2次)
     3 認知症施策推進大綱
     4 地域保健対策の推進に関する基本的な指針
     5 地域における保健師の保健活動に関する指針
     6 地域における医療及び介護を総合的に確保するための基本的な方針

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