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心不全の基礎知識100 第2版

著:佐藤 幸人 

判型
B5変
ページ数
232ページ
本体価格
4,500円
ISBN
9784830619458
発売日
2019年 1月 17日

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  • 内容紹介
  • 目次
  • 難解な解説になりがちな心不全を,豊富な図表と1テーマ3分程度で読める分量で分かりやすく説いた,心不全診療を俯瞰できる一冊.最新の治療や緩和ケアを加えた改訂版.

  • Part.01 概念・病態  1 はじめに心不全の原因疾患と悪化因子,予後不良因子を理解する  2 心不全の疫学データの注意点  3 心不全の評価項目に完璧なものは存在しない  4 慢性心不全と急性心不全は連続した概念でとらえる  5 右心不全と左心不全の関係  6 収縮機能障害と拡張機能障害の疫学  7 前負荷と後負荷と心拍出量の概念  8 心血管イベントの代理指標としての心筋リモデリング  9 神経体液性因子説とは  10 心不全悪化因子1 交感神経系    ・・・ほか Part.02 診断  16 NYHA分類・AHA/ACCステージ分類と早期からの治療介入  17 簡単で大事な自覚症状 呼吸困難  18 簡単で大事な身体所見 体重変化  19 簡単な臨床所見で病態を把握する Nohria/Stevenson分類  20 必須検査1 胸部X線  21 必須検査2 心電図  22 必須検査3 心不全での一般血液検査  23 必須検査4 バイオマーカーBNP,NT-proBNP  24 必須検査5 心エコー  25 急性心不全での必須検査 血液ガス     ・・・ほか Part.03 治療  31 収縮能が低下した心不全治療のかなめ薬1 ACE阻害薬・ARB  32 収縮能が低下した心不全治療のかなめ薬2 β遮断薬  33 収縮能が低下した心不全治療の追加薬 抗アルドステロン薬(MRA)  34 ループ利尿薬は心不全治療薬の仕上げに使う  35 ループ利尿薬抵抗性の水分貯留にはバソプレシン受容体拮抗薬  36 忘れられつつある薬剤ジギタリスの価値とは  37 経口強心薬は重症心不全,末期心不全で考慮  38 心筋梗塞後の心不全患者の必須薬1 アスピリン  39 心筋梗塞後の心不全患者の必須薬2 スタチン  40 心房細動合併時の抗凝固薬1 ワルファリン  41 心房細動合併時の抗凝固薬2 直接作用型経口抗凝固薬(DOAC)    ・・・ほか Part.04 管理  64 肥満予防は小児期から  65 心血管イベントを抑制する食事  66 高血圧予防食は心不全発症も予防する 減塩・DASH食  67 脂肪酸:動物性の脂,魚の油,植物の油,マーガリンについて  68 末期心不全では低栄養に注意  69 シンプルな低栄養の評価  70 栄養付加の観点からの食事指導の実際  71 水分と塩分指導の新たな注意点  72 絶対!! 禁煙と禁酒  73 ワクチン接種のススメ インフルエンザ・肺炎球菌ワクチン  74 安全な入浴のための注意点  75 安全な旅行のための注意点  76 心不全患者における性的問題の考え方  77 心不全患者における妊娠の考え方 Part.05 医療システム  78 心不全チーム医療の歴史  79 患者自身のセルフチェックは,チーム医療の中心とすべき  80 心不全チーム医療のメンバー 多職種の役割  81 心不全チーム医療の動線 超急性期から外来まで  82 ガイドライン推奨治療の遵守率チェックの必要性  83 心不全手帳の作成 患者教育  84 心不全手帳の作成 セルフモニタリング  85 QOLの評価法     ・・・ほか Part.06 心不全診療の今後  95 新薬:LCZ696とイバブラジン  96 遠隔モニタリングの意義  97 和温療法とエビデンス  98 今後の治療 再生医療  99 成人になった先天性心疾患・がん治療に伴う心不全  100 チーム医療での臨床研究の意義について 索引 あとがき

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