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インスリン療法マニュアル 第5版

他編:薄井 勲 

判型
B6変
ページ数
200ページ
本体価格
2,400円
ISBN
9784830613937
発売日
2019年 5月 24日

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  • 内容紹介
  • 目次
  • インスリン療法の基本と応用,患者指導法,CSII,低血糖への対処法などが,あくまでも実地に則してコンパクトにまとめられている.

  • 第1章 今日のインスリン療法とその目標  A.インスリン療法とその目標  B.血糖コントロールの基準 第2章 インスリン療法の適応と自己管理  A.インスリン療法の絶対的適応   1 1型糖尿病   2 糖尿病昏睡(糖尿病ケトアシドーシス,高浸透圧高血糖状態,乳酸アシドーシス)   3 重症感染症,外傷,中等度以上の外科手術などの急性ストレス時   4 妊娠中,妊娠後および妊娠予定者   5 経静脈栄養時の血糖コントロール   6 経口血糖降下薬の禁忌時   7 重度の肝,腎障害合併時   8 膵疾患  B.インスリン療法の相対的適応  C.インスリン療法における自己管理   1 理想的な自己管理   2 チーム医療の重要性   3 患者教育の重要性 第3章 インスリン製剤の分類  A.インスリン製剤の種類と作用動態   1 持効型溶解インスリンアナログ製剤   2 超速効型インスリンアナログ製剤   3 速効型ヒトインスリン製剤   4 配合溶解インスリンアナログ製剤   5 二相性/混合型インスリンアナログ製剤   6 混合型ヒトインスリン製剤   7 中間型ヒトインスリン製剤  B.インスリン製剤の剤型と特徴  C.インスリンペン型注入器用の注射針   1 インスリンペン型注入器用の注射針   2 注射針を使用する際の注意点  D.インスリン製剤に関する留意点   1 製剤の保存   2 皮下からの吸収に影響を与える因子   3 インスリンの吸着 第4章 インスリン療法の指導  A.自己注射指導のポイント   1 インスリン療法の適応   2 入院で指導するか,外来で指導するか   3 注射パターンの選び方  B.患者の指導とサポート   1 事前の説明と説明内容   2 注射する部位   3 インスリン注射の実際   4 インスリン注射の手順   5 インスリン注射管理上の注意点   6 低血糖への対応   7 血糖自己測定(SMBG)   8 インスリン療法の継続管理 第5章 インスリン注射の選択と実際  A.インスリン注射の選択  B.注射回数の多い注射法(強化インスリン療法を含む)   1 目 的   2 適 応   3 初回注射量と分割,その後の調節   4 強化インスリン療法の主な注射パターン     超速効型毎食前(1日3回)+持効型溶解就寝前(1日1回)   5 強化インスリン療法に準じた主な頻回注射パターン     ① 超速効型(あるいは速効型)毎食前(1日3回)     ② 配合溶解朝夕食前(1日2回)+超速効型昼食前(1日1回)     ③ 超速効型朝昼食前(1日2回)+配合溶解夕食前(1日1回)  C.注射回数の少ない簡便なインスリン療法   1 適 応   2 初回注射量と分割,その後の調節   3 配合溶解インスリン(あるいは混合型インスリン)を用いた簡便な注射パターン     ①1日2回法     ②1日1回法   4 持効型溶解インスリンを用いた簡便な注射パターン(1日1回法)  D.血糖自己測定(SMBG)   1 簡易血糖測定器と採血器(ランセット)   2 測定の方法,手順   3 基本的な測定のタイミング   4 追加測定の必要なタイミング   5 測定の目安,おおむね順調と考えるひとつの目安   6 食後血糖の考え方   7 測定値の評価と使い方 第6章 持続皮下インスリン注入療法(CSII)  A.CSIIの有用性と適応   1 持続皮下インスリン注入療法(continuous subcutaneous insulin infusion;     CSII)とは   2 CSIIの有用性   3 CSIIの適応   4 CSII導入の条件   5 CSIIの導入法   6 CGM(持続血糖モニター)   7 SAP療法  B.主要製品と主な特徴  C.一般的な使用方法   1 CSIIでの血糖管理目標   2 注入量の決定   3 追加注入のタイミング   4 使用インスリン製剤   5 その他  D.注意すべき有害事象と解決方法   1 ポンプ・チューブ・針のシステム不良,操作ミスなどによるトラブル   2 皮膚や皮下のトラブル   3 低血糖   4 高血糖,ケトーシス,ケトアシドーシス 第7章 さまざまなケースにおけるインスリン療法  A.糖尿病昏睡   1 糖尿病に関連して意識障害,昏睡をきたす病態   2 糖尿病ケトアシドーシス(DKA)と高浸透圧高血糖状態(HHS)   3 低血糖症   4 乳酸アシドーシス  B.合併症を有する患者   1 重度の血管合併症を有する場合の血糖コントロールの原則   2 糖尿病網膜症   3 糖尿病腎症   4 糖尿病神経障害   5 肝硬変  C.シックデイ   1 シックデイとは   2 患者教育   3 シックデイのインスリン注射調整   4 シックデイの経口薬の調整   5 シックデイで入院加療の適応  D.妊 娠   1 糖尿病合併妊娠における問題点   2 計画妊娠の必要性   3 妊娠中の管理   4 妊娠糖尿病  E.小児糖尿病   1 1型糖尿病   2 2型糖尿病  F.不安定型糖尿病(1型糖尿病)  G.周術期およびICUでのインスリン使用法   1 術前の血糖コントロール(術前経口摂取可能な場合)   2 全身麻酔で大手術の場合やICUでの管理   3 術後の血糖コントロール  H.ステロイド使用糖尿病   1 ステロイド(グルココルチコイド)と糖代謝の留意点   2 食事療法・内服治療中の糖尿病患者の場合   3 非糖尿病患者における発症の場合   4 インスリン投与中の糖尿病患者の場合   5 ステロイドパルス療法時  I.海外旅行時のインスリン療法   1 海外旅行のための準備・持ち物   2 海外旅行時のインスリン注射について   3 海外旅行時のインスリン調節例  J.経口薬からの切り替え(2型糖尿病)   1 経口薬からの切り替え時の注意   2 切り替えの実際  K.経口薬との併用(2型糖尿病)   1 各種経口薬とインスリンの併用の実際 第8章 低血糖への対応と心得ておきたい副作用  A.低血糖   1 良好な血糖コントロールとは   2 低血糖の定義および原因   3 低血糖時の症状   4 低血糖の診断   5 検 査   6 治 療   7 低血糖の予防  B.インスリンの副作用   1 インスリン注射部位における皮膚症状   2 抗インスリン抗体の出現に伴う異常   3 全身性副作用   4 インスリン浮腫・治療後有痛性神経障害・糖尿病網膜症の悪化など 第9章 GLP-1受容体作動薬の特徴と使用法  A.GLP-1受容体作動薬   1 目 的   2 適 応   3 治療の実際 付 録  糖尿病ならびに生活習慣病関連の診断基準,治療指針,臨床検査基準値等   ●空腹時血糖値および75gOGTTによる判定区分と判定基準   ●血糖コントロールの指標と評価   ●高齢者糖尿病の血糖コントロール目標(HbA1c値)   ●代表的な血糖コントロール関連臨床検査   ●代表的な膵臓関連検査   ●代表的な生化学検査   ●代表的な血清脂質関連検査   ●成人における血圧値の分類(mmHg)   ●診察室血圧に基づいた心血管病リスク層別化   ●メタボリックシンドロームの診断基準   ●動脈硬化性疾患予防ガイドライン(日本動脈硬化学会2017年)  インスリン製剤に関連した在宅自己注射の保険システム   ●院内処方の場合   ●院外処方の場合  富山大学第一内科のインスリンポンプ(CSII)初期設定用チェックリスト  インスリン療法関連の主要インターネットサイト 索 引

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