テレナーシング-その理論と実践
編集著:亀井智子
- 判型
- B5
- ページ数
- 224ページ
- 本体価格
- 3,000円
- ISBN
- 9784796526074
- 発売日
- 2024年 2月 2日
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- 内容紹介
- 目次
- 追加情報
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これから”テレナーシング”に取り組もうと考えているあなた、この本から始めてみませんか?
テレナーシングの実際を誌面で体得できる!テレナースと利用者の実際の会話のやりとりが見られる!
COVID-19パンデミックは、世界各国で遠隔医療の推進に拍車をかけました。
わが国でも医師の「オンライン診療」が急速に進み、看護師が行うCOPD療養者への遠隔モニタリングは診療報酬化されました。
テレヘルス、テレナーシングへの期待はいっそう高まっていると言えます。
本書は、テレナーシングをこれから始めようとする看護職が実際にテレナーシングに取り組む際の「手引書」です。
さまざまな疾患をもって療養する利用者とテレナースとの実際のやりとりから具体的な方法を学ぶことができます
<おもな内容>
第1章 テレナーシングへの誘いざない
第2章 テレナーシングのために知っておきたい情報管理
第3章 テレナーシングの進め方
第4章 遠隔モニタリングに基づくテレナーシングはどのように行うのか
第5章 事例に見るテレナーシングの展開 -
<目次>
第1章 テレナーシングへの誘いざない
・テレナーシング誕生の経緯:遠隔医療・遠隔看護の誕生と歴史
・看護のイノベーションとテレナーシング開発
・AI活用/ビッグデータとこれからのテレナーシング
・定義・目的・特徴
・遠隔医療におけるテレナーシングの位置づけと種類
・プロセス
・People-Centered Care
・長期療養者支援の視点とテレメンタリング技法
・テレナーシング・遠隔医療の潮流と健康保険制度
・テレナーシングとケア倫理/リスク管理/有用性と今後の課題
・遠隔医療の歴史と動向
・遠隔医療と診療報酬制度
第2章 テレナーシングのために知っておきたい情報管理
・テレナーシング実装のための情報リテラシー/実践のためのセキュリティと情報管理
/必要なプラットフォーム/情報通信技術
・遠隔医療とAI(人工知能)・ビックデータ
・次世代通信技術(5G)とテレナーシング
第3章 テレナーシングの進め方
・テレナーシングと利用者のヘルスリテラシー
・一次予防・二次予防・三次予防と継続支援ニーズ
・対象者と家族の特性とテレナーシングのニーズ
・ヘルスコミュニケーションの基本
・テレナースがもつべき姿勢とスキル
・遠隔コミュニケーション「メンタリング」の基本
・慢性疾患をもつ人への遠隔看護相談・保健指導の基本
・ストア・アンド・フォワード方式(電子メール)を用いた支援の基本
・開始手順、説明と同意の取得/中止・終了の考え方/看護過程/看護記録
・在宅療養を支えた事例
第4章 遠隔モニタリングに基づくテレナーシングはどのように行うのか
・必要な心身の遠隔モニタリング
・特性別在宅療養者の遠隔モニタリング
糖尿病者/慢性心不全者/慢性閉塞性肺疾患をもつ人/誤嚥性肺炎をもつ人/がん化学療法を受ける人/外来化学療法中の乳がん療養者/神経難病をもつ人/妊産褥婦/親子 への支援
第5章 事例に見るテレナーシングの展開
・「生き活きほっと和み」による遠隔モニタリングに基づく
・慢性疾患療養者へのテレナーシング
・研究成果の社会展開
・遠隔ICU
・聖路加国際病院ICTを活用したがん療養者の相談
・[オーストラリアの実践から]クイーンズランド大学プリンセスアレキサンドラ病院遠隔医療センターのテレヘルス
・デンマークにおける遠隔心臓リハビリテーション支援:Future Patientプログラムの取り組み -
亀井智子
聖路加国際大学大学院看護学研究科 教授