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助産師基礎教育テキスト 2024年版 第5巻 分娩期の診断とケア

編集:佐々木くみ子 

判型
B5
ページ数
238ページ
本体価格
3,700円
ISBN
9784818026155
発売日
2024年 1月 29日

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  • 内容紹介
  • 目次
  • 分娩期の診断とケアに必要な知識、分娩経過に伴う診断・アセスメントの視点とケア、具体的な分娩介助技術、正常経過逸脱の予測と予防についてまとめています。
    助産学生は基礎知識をしっかり学び、臨床の助産師はそれに加えエビデンスに基づくケア提供につなげてほしいとの意図から、最新のエビデンスを多く盛り込んだつくりとなっています。

  • 第1章 助産師が行う分娩期のケア
     1.助産師が行う分娩期のケアの基本的な考え方
      1 産婦の意思・主体性の尊重―women-centered care
      2 産婦の心身の苦痛緩和と胎児へのストレス軽減
      3 家族中心的なケア―family-centered care
      4 エビデンスに基づくケア

    第2章 分娩経過の診断に必要な知識
     1.分娩の概念
      1 分娩(labor, delivery)の定義
      2 分娩と関連する用語
      3 分娩の種類

     2.分娩の3要素
      1 胎児およびその付属物
      2 産道(birth canal)
      3 娩出力(expulsive force)

     3.分娩経過と所要時間
      1 分娩第1期(開口期)
      2 分娩第2期(娩出期)
      3 分娩第3期(後産期)

     4.分娩の機序
      1 陣痛発来の機序
      2 陣痛のメカニズム
      3 軟産道開大の機序
      4 破水(rupture of membranes)
      5 胎児の産道通過
      6 胎盤の剥離と娩出
      7 止血の機序

     5.分娩が母体・胎児に及ぼす影響
      1 母体への影響
      2 胎児への影響

    第3章 分娩経過の診断・アセスメントの視点
     1.分娩開始の診断
      1 分娩の前兆
      2 分娩開始と分娩経過時間の診断指標

     2.分娩の4要素の関連性
      1 分娩の4要素の関連性
      2 分娩の4要素の正常からの逸脱

     3.娩出力の状態
      1 娩出力とは
      2 分娩陣痛の特徴
      3 陣痛の種類と作用
      4 観察技術
      5 娩出力に関連する因子

     4.産道および胎児の下降度の状態
      1 骨産道のアセスメント
      2 軟産道のアセスメント
      3 内診による観察
      4 内診以外による観察

     5.胎児の発育・健康状態
      1 胎児の発育状態
      2 胎児の健康状態
      3 分娩各期における胎児健康状態のアセスメント

     6.胎児付属物の状態
      1 胎盤(placenta)
      2 臍帯(umbilical cord)
      3 卵膜(fetal membranes)
      4 羊水(amniotic fluid)

     7.産婦の心理的,社会的,文化的な状態
      1 産婦の心理的な状態
      2 産婦の社会的・文化的な状態

    第4章 分娩経過に伴う診断・アセスメントとケア
     1.分娩期の診断・アセスメントの特徴と助産過程の展開
      1 助産師が分娩期に行う診断とアセスメント
      2 分娩期の診断とアセスメントに必要な観察技術
      3 分娩期の診断とアセスメントの視点
      4 分娩期の助産過程の展開

     2.入院時の診断・アセスメントとケア
      1 入院の必要性の判断
      2 入院するまでの準備
      3 入院時の診断・アセスメントとケア

     3.分娩第1期の診断・アセスメントとケア
      1 分娩第1期のアセスメントのポイント
      2 分娩第1期のケアの目標
      3 分娩第1期の助産計画

     4.分娩第2期の診断・アセスメントとケア
      1 分娩第2期のアセスメントのポイント
      2 分娩第2期のケアの目標
      3 分娩第2期の助産計画

     5.分娩第3期の診断・アセスメントとケア
      1 分娩第3期のアセスメントのポイント
      2 分娩第3期のケアの目標
      3 分娩第3期の助産計画

     6.分娩後2時間までの診断・アセスメントとケア
      1 分娩後2時間までのアセスメントのポイント
      2 分娩後2時間までのケアの目標
      3 分娩後2時間までの助産計画

    第5章 分娩介助技術
     1.分娩介助の意義と原理
      1 分娩介助の意義
      2 分娩介助の原理
      3 分娩時のルーチン処置の見直し

     2.分娩介助に伴う技術
      1 分娩に向けた準備
      2 分娩介助技術

     3.分娩体位と分娩介助法
      1 さまざまな分娩体位での介助のポイント
      2 フリースタイル分娩を断念せざるを得ないとき

     4.胎児付属物の精査と計測
      1 胎盤・臍帯・卵膜・羊水の観察
      2 出血の観察

     5.出生直後の新生児のアセスメントとケア
      1 出生直後の生理的変化
      2 出生時の健康状態の予測
      3 出生直後の新生児のアセスメントとケア
      4 母子の早期接触に向けてのアセスメントとケア

     6.新生児の蘇生
      1 出生直後のチェックポイント(評価A1)
      2 蘇生の初期処置(処置C1)
      3 初期処置の評価(評価A2)と次の処置(処置C2,C2’)
      4 人工換気の評価(評価A3)と次の処置(処置C3)
      5 心肺蘇生の評価(評価A4)と次の処置(処置C4)
      6 心肺蘇生の評価(評価A5)と次の処置(処置C5)

    第6章 分娩進行に伴う正常経過逸脱の予測と予防
     1.身体的側面
      1 陣痛(labor pains)の異常
      2 産道の異常
      3 児頭進入,回旋,胎位の異常
      4 胎児の健康状態
      5 出血の異常
      6 母体感染

     2.緊急事態への対応準備
      1 緊急事態に備えた薬剤・物品の準備
      2 緊急時・搬送時の支援
      3 緊急時の妊産褥婦・家族へのケア

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