すぐできる!リハビリテーション統計[解析ソフト付](改訂第2版) データのみかたから検定・多変量解析まで
監修:山本 澄子 監修:谷 浩明
- 判型
- B5
- ページ数
- 150ページ
- 本体価格
- 3,400円
- ISBN
- 9784524246410
- 発売日
- 2019年 7月 5日
ご購入は会員社
WEBサイトから
- 内容紹介
- 目次
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リハビリテーション研究に必要な最低限の知識を,初学者が誤りやすい内容を考慮しつつコンパクトに解説したテキスト.付属の統計解析ソフトJSTATを使用し,リハビリテーションの分野に特化した例題を解きながら,「出てきた結果をいかに解釈するのか」が学べる構成が特長.今改訂ではJSTATのバージョンアップに伴い記述を更新したほか,オッズ比や効果量についての内容を充実させた.
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【内容目次】
1 統計の基礎
1.なぜ「統計」が必要なのか
2.統計解析手法を選択する2つの手順
何がしたいのか?
扱うデータの尺度は何か?
パラメトリック検定の2つのハードル
検定手法を選択するために
3.母集団と標本
4.記述統計学と推測統計学
推測統計学とバイアス
2 データの要約
1.データの要約とは?
2.データの視覚的要約
視覚的要約の方法
例題1)ドットプロットを作成する
例題2)度数分布表とヒストグラムを作成する
ドットプロットとヒストグラムの使い分け
3.データの数値的要約
例題3)基本統計量を算出する
4.標準偏差つき棒グラフと箱ひげ図
3 2群のパラメトリック検定
1.統計的検討とは?
証明は否定で
統計的検定の考え方
2.外れ値をみつける
グラブス・スミルノフ棄却検定を使った外れ値のみつけ方
グラブス・スミルノフ棄却検定の仕組み
外れ値を客観的に評価する方法
例題1)グラブス・スミルノフ棄却検定を行う
3.2群の差のパラメトリック検定
2群の差の検定-検定方法の選び方-
対応の有無
対応のないt検定
対応のあるt検定
例題2)対応のあるt検定を行う
例題3)対応のないt検定を行う
対応のないt検定は分散の性質で使い分ける
等分散と非等分散
4 3群のパラメトリック検定
1.3群以上の群間に差があるかを知る方法
2.分散分析と多重比較の意味
3.分散分析
主効果
交互作用
4.多重比較
例題1)一元配置分散分析を行う
例題2)一元配置分散分析反復測定を行う
例題3)繰り返しのある二元配置分散分析を行う
例題4)繰り返しのある二元配置分散分析反復測定を行う
5 ノンパラメトリック検定
1.ノンパラメトリック検定とは?
2.順序尺度の検定
例題1)マン・ホイットニーのU検定を行う
例題2)ウィルコクスンの符号付順位検定を行う
例題3)クラスカル・ウォリス検定を行う
例題4)フリードマン検定を行う
3.名義尺度の検定:カイ2乗検定,フィッシャーの直接確率法
例題5)カイ2乗検定の「適合度の検定」を行う
要因が1つの場合:適合度の検定
例題6)カイ2乗検定の「独立性の検定」を行う
要因が2つの場合:独立性の検定,フィッシャーの直接確率法
6 相関と回帰
1.相関と回帰
2.相関
相関係数
相関分析の種類
相関分析の注意点
3.回帰
例題1)相関分析を行う
例題1-続編)回帰分析を行う
例題2)スピアマンの順位相関係数を求める
7 多変量解析-重回帰分析とロジスティック回帰分析-
1.多変量解析の種類
2.重回帰分析と判別分析,ロジスティック回帰分析
3.回帰分析と重回帰分析
4.重回帰分析の適用例
貢献度を調べる106..
名義尺度をダミー変数化する
例題1)重回帰分析を行う
重回帰式使用上の注意点
5.ロジスティック回帰分析の適用例
貢献度を調べる
例題2)ロジスティック回帰分析を行う
重回帰分析,ロジスティック回帰分析使用上の注意点
付録 図表の作成方法
2群のパラメトリック検定で用いる図
3群のパラメトリック検定で用いる図
2因子のパラメトリック検定で用いる図
ノンパラメトリック検定で用いる図
Microsoft Excelを用いた折れ線グラフの作図
相関と回帰で用いる図
多変量解析で用いる表
索引