看護のギモン 急性期病院の看護師1200人の"?”から生まれた
著編集:西口幸雄 著編集:久保健太郎
- 判型
- A5
- ページ数
- 352ページ
- 本体価格
- 2,700円
- ISBN
- 9784796526128
- 発売日
- 2024年 4月 1日
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- 内容紹介
- 目次
- 追加情報
-
看護師は、臨床の現場で毎日のように「わからないこと」に遭遇します。
疑問はそのつど解決するのが一番ですが、なかなか難しいものです。
調べても答えが見つからない、調べるのを忘れてしまった、調べるのに時間がかかる、
まわりに聞きたいけれど聞きづらいといったことも多いでしょう。
一方、何かについて知りたいとき、検索すれば簡単に情報を入手することはできます。
そのぶん間違った情報もあふれ、今度は確かな知識を選別する力が必要になってきています。
本書は看護師1200人へのアンケート調査をもとに集まったリアルな疑問について、
臨床の第一線で活躍中の専門職が、確かな経験やエビデンス、知見をもとに回答しています。
執筆者の職種も、医師、看護師、薬剤師、診療放射線技師、臨床検査技師、
臨床工学技士、理学療法士、医療ソーシャルワーカー、医療事務と多彩です。
特に医師は疑問の内容に合わせて各診療科から、看護師は専門・認定看護師をはじめベテラン勢が集結しています。
見やすい誌面にもこだわりました。
各項目1~2頁で簡潔にまとめていますので、気軽に読んでみてください。
知りたかった答えが、きっとたくさん見つかります。
臨床現場で看護師が感じる疑問・不安を1つでも多く解決したい、そんな思いから生まれた「看護のためのQ&A事典」です
<本書ではこんなリアルな疑問を取り上げています>
絶食中の輸液は24時間持続にすべき? 夜間は止めてはダメ?
ドレーンはらの出血が多かったら、クランプしていいの?
前立腺がんや膀胱がんの人は看護師がバルーンを入れないほうがいい?
KCL(生食500mLに混注している場合)は自然滴下で投与してはいけない?
持続点滴は20滴/mLのルートではダメ? 60滴/mLのルートにすべき?
アルブミンはCVCやPICC、ポートからいってもいい? メインは止めるべき?
患者さんが急変したら看護師は自分の判断でどこまでやってもいいの? 生食でルートキープは? 酸素投与やモニター装着は?
胸痛はすべて12誘導心電図をとるべき?
片肺全摘したらその部分の空洞はどうなるの? 呼吸音は?
退院前カンファレンスで、患者さんのどのような情報を伝えたらいいかわからない
終末期の患者さんの家族はどのタイミングで呼べばいいの?
ルートキープが上手になるにはどうしたらいいの?
(仕事が)できる看護師になるにはどうしたらいいの? -
(目次)
素朴な疑問から専門性の高い疑問まで
18テーマ・155項目で臨床の疑問をまとめて解決できます!
1 医師指示
2 検査
3 周術期
4 カテーテル・ドレーン
5 薬剤
6 病態
7 呼吸管理
8 心電図
9 急変対応
10 輸血・アルブミン製剤
11 診療科別(循環器・消化器・脳神経)
12 糖尿病
13 透析
14 緩和ケア
15 記録
16 清潔ケア
17 退院支援
18 その他 -
西口幸雄
地方独立行政法人大阪市民病院機構 大阪市立総合医療センター 病院長久保健太郎
地方独立行政法人大阪市民病院機構 大阪市立総合医療センター 医療安全管理部