入門腫瘍内科学(改訂第3版)
編集:日本臨床腫瘍学会
- 判型
- B5
- ページ数
- 360ページ
- 本体価格
- 3,500円
- ISBN
- 9784524225422
- 発売日
- 2020年 7月 21日
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- 内容紹介
- 目次
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日本臨床腫瘍学会編集による医学部生を主対象とした,臨床腫瘍学の入門書の改訂第3版.各項の冒頭には内容の要旨がわかる「summary」,項目末には「この項のキーポイント」を掲載し,理解しやすい構成となっている.近年の本領域の診療におけるめざましい進歩を反映しつつ,基礎的な内容から診断・治療の総論,疾患各論までが網羅されており,医学部生に必要な臨床腫瘍学の知識が,わかりやすくまとめられている.
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【内容目次】
I 総論
1 日本のがん医療の現状と疫学
1.日本のがん医療と腫瘍内科学
2.がんの疫学
3.がんの予防と早期発見:検診,スクリーニング
4.わが国のがん対策の動向
5.遺伝性腫瘍と遺伝カウンセリング
2 腫瘍とは
1.がんの病理学
A 発生母地
B 悪性度,分化度,異型性
C 浸潤と転移,微小環境
2.がんの分子細胞生物学
A シグナル伝達
B 細胞周期
C 細胞死
D エピジェネティック変化
3.がんと免疫
3 がんの発生(病因)とその特徴
1.遺伝的要因と外的因子
2.遺伝子の変化と多段階発がん
4 がん診断
1.がん診断のアプローチ・考え方
2.がんにかかわる主要症候(がんの症候学)
3.腫瘍病理学(実践的な病院病理として)
4.病期決定
5.画像診断
6.内視鏡診断
A 消化管内視鏡検査
B 気管支鏡検査
7.がんの分子診断
A 腫瘍マーカー
B 遺伝子・染色体診断
C 予後因子,治療効果予測因子としてのバイオマーカー
D がんゲノム医療
5 がんの治療
1.がん治療の考え方
2.外科療法
3.内視鏡治療
4.放射線療法
5.IVR
6.がん薬物療法
A 殺細胞性抗がん薬
B 分子標的薬
C 免疫チェックポイント阻害薬
D 内分泌療法
7.集学的治療
8.がんサポーティブケア(支持医療)
9.チーム医療とリスクマネジメント
10.がん緩和医療とサバイバーシップ
11.告知,倫理,インフォームド・コンセント,セカンドオピニオン
12.がん医療におけるコミュニケーション
13.がんの臨床試験
14.がんの診療ガイドライン
15.がん診療におけるEBMの実践
II 各論
1 消化管
1.食道がん
2.胃がん
3.大腸がん
4.消化管間質腫瘍(GIST)
2 肝・胆・膵
1.原発性肝がん
2.胆道がん
3.膵がん
3 肺がん
1.非小細胞肺がん
2.神経内分泌腫瘍(SCLC,LCNEC,AC/TC)
4 中皮腫(胸膜,腹膜など)
5 縦隔腫瘍
6 乳がん
7 頭頸部がん
8 婦人科
1.子宮がん
2.卵巣がん,卵管がん,腹膜がん
9 泌尿器
1.腎細胞がん
2.尿路上皮がん
3.前立腺がん
10 原発不明がん
11 胚細胞腫瘍
12 その他
1.骨軟部腫瘍
2.悪性黒色腫,非黒色腫皮膚がん
3.中枢神経腫瘍
4.神経内分泌腫瘍
5.小児がん,思春期がん
13 造血器
1.白血病
A 急性骨髄性白血病
B 急性リンパ性白血病
C 慢性骨髄性白血病
D 慢性リンパ性白血病
2.骨髄異形成症候群
3.骨髄増殖性腫瘍
4.悪性リンパ腫
A ホジキンリンパ腫
B 非ホジキンリンパ腫
5.多発性骨髄腫
14 腫瘍随伴症候群
1.内分泌症候群
2.血液学的随伴症候群
3.神経学的腫瘍随伴症候群,皮膚筋炎症候群
15 Oncology emergency
1.心血管系
2.骨転移(脊髄圧迫)
3.呼吸器系
4.腔閉塞,瘻孔形成
5.中枢神経系(がん性髄膜炎を含む)
6.感染症
7.腫瘍溶解症候群
8.免疫関連有害事象(irAE)
16 転移がん
1.悪性胸水,悪性腹水
2.転移性骨腫瘍
主な略語一覧表
薬剤名一覧表
索引