シリーズ【看護の知】 わが子のケアの達人になる 「医療的ケア児」のママたちの奮闘
著:草野淳子
- 判型
- A5
- ページ数
- 128ページ
- 本体価格
- 2,500円
- ISBN
- 9784818025646
- 発売日
- 2023年 3月 3日
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- 内容紹介
- 目次
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医療的ケア児の母親へのインタビューを通して、わが子に行う医療的ケア技術の修得までのプロセスと、子どもの障害を知って苦悩する段階を経て、在宅療養に慣れ子育ての喜びを感じるようになるまでの心理的変化を明らかにしました。また、医療的ケア児の両親や在宅療養に関わる専門職のリアルな声も掲載。看護職、医療的ケア児等コーディネーター、ケアマネジャー、相談支援専門員等、小児医療にかかわる人にぜひ読んでいただきたい一冊です。
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プロローグ─在宅療養の開始にあたりママたちに医療的ケア技術の修得が必要になったわけ
1 ママたちに医療的ケア技術の修得が必要になった社会的背景
2 医療的ケア技術の修得プロセス
3 在宅移行期のつらさと周囲の支え
4 訪問看護師の支援
5 在宅療養開始時の医療的ケア技術の特徴
6 本書の目指すもの
Ⅰ ママたちの語りからの分析
1 ママたちが医療的ケア技術を修得していくプロセスの全体像
2 在宅で子どもの世話を始めた時期の苦悩
3 子どもの症状を自分で判断できるようになる
4 私は子どものいちばんのケアラー
Ⅱ ママたちの医療的ケア技術の修得プロセスを読み解く
1 ドレイファス・モデルとベナーの看護論を用いてママたちの医療的ケア技術の修得プロセスを読み解く
2 ケアの根拠に気づくまで
3 分析的思考の取得まで
4 察知可能になる
5 看護師の支援についての提案
6 ママたちの医療的ケア技術の修得プロセスのまとめ
Appendix[付記]
Ⅰ 研究方法の概略
Ⅱ [関連論考1]医療的ケア児を養育する母親の困難と看護師のサポート
Ⅲ [関連論考2]在宅療養児の父親の心理状態の変化と医療的ケア技術の修得
Ⅳ [関連論考3]医療的ケア児を支える訪問看護師の活動
Voice
❶だれもが生きやすい明るい未来へ
❷WE ARE NOT SO DIFFERENT
❸医療的ケア児の育児を楽しめるようになるまでのわが家の奮闘記
❹私のメディカルケア奮戦記
❺“子どもと家族の当たり前”を実現する
❻当たり前のことをする相談支援専門員はケア児と家族にとって大切な存在!
❼医療的ケアは「命綱」
❽訪問看護は在宅移行期に力を注ぎます!