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レジデント・医療スタッフ・学生のための 臨床栄養入門

編集:雨海照祥 編集:山東勤弥 編集:幣 憲一郎 

判型
A5
ページ数
232ページ
本体価格
3,400円
ISBN
9784830660672
発売日
2022年 5月 19日

詳細は会員社
WEBサイトから

  • 内容紹介
  • 目次
  • 医療の土台をなすともいえる栄養療法について,基礎から実践までの「A to Z」を,レジデントや看護師・管理栄養士などの医療スタッフ,学生に向けてわかりやすくひもときます.前半では栄養ケアプロセス(ステップ1~4)の各過程のポイントを「演習問題」や図表をまじえながら解説しつつ,経口・経腸・静脈栄養の具体的な運用について学びます.後半には炎症性腸疾患や糖尿病など,25の「病態別栄養管理」を掲載.さらに「Q&A」,「症例検討(16例)」を設け,「疾患」と「栄養」の関係を理解しながら,より幅広い視野で栄養療法を把握することができます.「病院食にはどんな種類があるの?」「3分粥,7分粥はどう違うの?」といった初学者の疑問に応える内容も含まれているので,栄養や食事について何も知らないまま臨床現場に来てしまった……なんていう方にもうってつけのテキストです.

  • 第1章 栄養療法の重要性
     (1)栄養障害と栄養療法のプロセス
     (2)栄養療法のポイント

    第2章 栄養アセスメントの実際
     (1)栄養アセスメントとは
     (2)栄養障害のフィジカルアセスメント

    第3章 栄養管理の実際
     (1)アクセスルートの選択
     (2)投与量の決定方法
     (3)栄養療法のモニタリング,アウトカム評価,再プランニング
     (4)代謝性合併症のモニタリングとその対策

    第4章 栄養管理に必要な検査
     (1)栄養療法に必要な検査①
     (2)栄養療法に必要な検査②

    第5章 経口栄養
     (1)摂食嚥下機能の評価
     (2)食事栄養オーダーの方法,食事箋に記載すべき内容
     (3)院内の給食システムの運用
     (4)病院食
     (5)栄養指示指導

    第6章 経腸栄養剤の使い方
     (1)経腸栄養剤の種類
     (2)経腸栄養法の合併症と対策

    第7章 静脈栄養輸液の使い方
     (1)輸液療法とは
     (2)輸液の目的
     (3)体液管理
     (4)栄養補給
     (5)高カロリー輸液の種類
     (6)中心静脈栄養法の合併症
     (7)中心静脈栄養法の管理
     (8)高カロリー輸液用の総合ビタミン製剤
     (9)高カロリー輸液用の微量元素製剤
     (10)まとめ

    第8章 病態別栄養管理
     (1)炎症性腸疾患(①クローン病,②潰瘍性大腸炎)
     (2)短腸症候群(SBS)
     (3)虚血性腸炎
     (4)消化管がんの周術期
     (5)肝疾患(①肝硬変,②肝炎)
     (6)胆嚢・胆管疾患(①胆石症,②胆嚢炎)
     (7)膵疾患(①急性膵炎,②慢性膵炎)
     (8)糖尿病(2型,1型)
     (9)高血圧
     (10)心不全
     (11)脂質異常症
     (12)慢性呼吸不全,慢性閉塞性肺疾患(COPD)
     (13)急性腎障害・慢性腎臓病(透析)
     (14)甲状腺疾患(①甲状腺機能亢進症,②甲状腺機能低下症)
     (15)貧血
     (16)妊婦の鉄欠乏性貧血
     (17)クリティカルケア(外傷,多臓器障害,熱傷)
     (18)敗血症
     (19)フレイル
     (20)オーラルフレイル
     (21)褥瘡
     (22)サルコペニア
     (23)骨粗鬆症
     (24)リフィーディング症候群
     (25)がん化学療法中

    第9章 Q&A

    第10章 症例検討

    第11章 臨床栄養の周辺分野

    附・資料

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