スタンダードケア・シリーズ 在宅ケアスタンダード
編集:一般社団法人 日本在宅ケア学会
- 判型
- B5
- ページ数
- 224ページ
- 本体価格
- 3,000円
- ISBN
- 9784796526487
- 発売日
- 2025年 4月 2日
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- 内容紹介
- 目次
-
在宅ケアは、ケアを必要とするすべての人たちの「生活の場」で、療養者・家族の自立を目指して行われる援助です。
在宅ケアの主な担い手は訪問看護師ですが、それだけでなく在宅医療・ケアに携わる医療・保健・福祉関係者がチームでかかわる必要があります。
在宅での生活支援の技術として、「食べること」「眠ること」「薬を飲むこと」「体を動かすこと」を取り上げ、
エビデンスに基づいた在宅ケア技術と経験に基づく実践のスタンダードを示しました。
「地域・在宅看護論」の授業、実習の副教材としても活用できます。 -
序章
第1章 自分らしい生活を支えるケアの基盤
尊厳ある生を支える地域包括ケアシステム
在宅ケアの質向上を可能にする多職種連携
第2章 ケアを必要とする人(または、受け手)と家族の生活の質を向上させるケア
1.暮らしの中の食支援
食支援の対象とケアの特徴とその根拠
食支援における多職種チームの役割と協働
在宅高齢者の食支援の実際:事例紹介
2.生活の場におけるリハビリテーション
訪問リハビリテーションの対象と生活の場におけるケアの特徴とその根拠
生活の場でのリハビリテーションにおける多職種チームの役割と協働
生活の場で実践する訪問リハビリテーションの実際:事例紹介
3.良質な睡眠への支援
睡眠への支援の特徴とその根拠
睡眠支援における多職種チームの役割と協働
睡眠支援の実際:事例紹介
4.多職種協働による薬物管理
心身と生活の安定を支援する薬物療法の特徴とその根拠
在宅療養高齢者の薬物管理に携わる多職種チームの役割と協働
在宅での多職種協働による薬物療法の実際:在宅医療・老年内科医からの事例紹介
5.遠隔医療・遠隔看護技術を活用した健康増進、および慢性疾患療養者への療養支援
遠隔医療・遠隔看護の背景・定義・法的根拠
慢性疾患で在宅療養する人への遠隔医療と多職種協働
慢性疾患在宅療養者への遠隔看護の実際:事例から
6.家族介護者への支援
家族介護者への支援の特徴とその根拠
家族介護者の生活の質向上のための多職種チームの役割と協働
在宅高齢者の家族介護者への支援の実際:事例から
第3章 ケアを必要とする人(または、受け手)の価値観を尊重したケアの選択とマネジメント
1.ケアを必要とする人(または、受け手)の生き方を支援するアドバンス・
ケア・プランニング(ACP)
在宅におけるアドバンス・ケア・プランニング(ACP)と実践する多職種チームの活動
在宅療養者のACPの実際:事例紹介
2.在宅生活を継続するためのケアマネジメント
在宅療養者と家族の生活を支援するケアマネジメントの特徴とその根拠
在宅認知症高齢者のケアマネジメントにおける多職種チームの役割と協働
在宅認知症高齢者と家族へのケアマネジメントの実際:事例から
第4章 在宅でその人らしく生きることを支える実践知に基づくケア
1.がん療養者へのケア
地域におけるがん療養者へのケアと多職種チームの役割
暮らしの中のがん療養者への相談支援
2.非がん療養者へのケア
非がん療養者への緩和ケアの必要性
地域における非がん療養者への緩和ケアの実際
3.難病療養者へのケア
難病とともに生きる
快をささえる難病ケア
4.小児療養児へのケア
地域における在宅療養児の特徴と支援のポイント:医療的ケア児・家族への援助
5.精神疾患療養者へのケア
在宅で暮らす精神疾患療養者の特徴と支援のポイント