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新生児・乳児の救急電話相談ガイドブック

著編集:福井 聖子 

判型
B5
ページ数
144ページ
本体価格
2,800円
ISBN
9784867190982
発売日
2024年 9月 17日

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  • 内容紹介
  • 目次
  • 小児の電話相談のなかでも、とりわけ新生児・乳児にフォーカスした本書。
    初めての子育てのうえ、わが子が病気かもしれないと戸惑う親の安心を得るために、電話のなかでどのように伝えたらよいか。そのスキルを身につける一助に本書が役立ちます。

    【本書の概要】
    受診すべきか、経過観察でよいか。相談者(保護者)からの電話だけで判断するのは難しい。
    本書では、保護者が心配している症状別に観察ポイントをあげ,それらが,生理的範囲やケアの問題と考えられる状態なのか(経過観察でよいのか),または病気が疑われる状態なのか(受診が必要なのか)について整理。電話での会話がスムーズに進むよう、保護者がみるべきポイント、保護者へのアドバイスを示し、そのために必要な知識等を解説。

    【本書のポイント】

    ・新生児編と乳児編に分け、電話で相談の多い症状を精選
    ・受診の目安とし、経過観察でよいか、受診するか、救急車を呼ぶかを表にして、わかりやすく提示。判断に必要な知識も記述
    ・保護者への確認とアドバイスとして、「病気でないのによく遭遇する原因」「新生児・乳児の状態をみるポイント」「家族へのわかりやすいアドバイス」に分け、具体的に解説
    ・『重篤な病気を見逃さないために』の項では、具体的に病気を列挙し、なかでも重要な病気についてはコンパクトに解説
    ・乳児編では、発達段階でみる受診の目安、保育園入園後のポイントも記述

  • 第Ⅰ章 総論
    新生児期の電話相談を受けるにあたって
    新生児期の生理的特徴(機能的発達)
    乳児期の電話相談を受けるにあたって

    第Ⅱ章 新生児期の症状
    1 発熱
    □新生児敗血症
    2 低体温
    □先天性甲状腺機能低下症
    □重症感染症
    3 嘔吐,吐乳・溢乳
    □胃軸捻転
    □腸回転異常
    4 お腹が張る 腹部膨満
    □ヒルシュスプルング病
    5 便の異常(回数・色)
    □新生児と乳児のビタミンK欠乏性出血症
    6 尿の異常(回数・色)
    7 呼吸の異常
    □先天性横隔膜ヘルニア
    8 鼻閉(鼻づまり)
    9 飲まない
    10 泣きやまない
    □ヘアターニケット症候群
    11 眠らない,眠りすぎる
    12 手足のピクつき,異常運動,発作
    □新生児発作(新生児けいれん)
    13 頭部外傷
    14 皮膚の色①チアノーゼ
    □先天性心疾患
    15 皮膚の色②黄疸
    □胆道閉鎖症
    16 皮膚のトラブル(湿疹)
    □ブドウ球菌性熱傷様皮膚症候群(SSSS)
    17 口腔の症状
    18 眼の症状
    19 臍の症状
    20 外陰部の症状
    21 しゃっくり
    22 胸の形態異常など

    第Ⅲ章 乳児期の症状
    1 発熱
    2 嘔吐,吐乳・溢乳
    □新生児 乳児食物蛋白誘発胃腸症(新生児-乳児消化管アレルギー)
    3 下痢,便の異常
    4 便秘
    5 咳
    6 呼吸困難,息が苦しそう,喘鳴
    7 飲まない
    8 泣きやまない,不機嫌
    □不整脈
    9 手足が冷たい,顔色が悪い
    □乳幼児突然死症候群(SIDS)
    □乳幼児突発性危急事態(ALTE)およびBRUE
    10 けいれん 手足のピクつき
    □点頭てんかん(West症候群)
    11 発疹
    12 熱中症
    13 外傷
    14 誤飲

    第Ⅳ章 新生児期の感染症
    新生児期の特徴
    細菌感染症
    ウイルス感染症

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