令和5年版 看護白書 看護職員の処遇改善に向けて―キャリアに応じた賃金制度の見直し
編集:公益社団法人 日本看護協会
- 判型
- B5
- ページ数
- 176ページ
- 本体価格
- 3,600円
- ISBN
- 9784818025981
- 発売日
- 2023年 8月 21日
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- 内容紹介
- 目次
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2022年に診療報酬「看護職員処遇改善評価料」が新設され、2023年4月からは、看護職員の給与改善を求める方策として「医療職俸給表(三)」の改正が施行された。この「医療職俸給表(三)」改正は、キャリアに応じた処遇改善を進める好機である。
『令和5年版 看護白書』では、看護職員の賃金制度にまつわる現状と課題、背景となる国の動きを解説するとともに、処遇改善に向けた日本看護協会のはたらきかけ、医療機関における好事例を紹介する。 -
序章 看護職員の処遇改善に向けて
1 看護職員が一体となって処遇改善の推進を
2 看護職員の賃金改善のあり方を考える
1章 賃金制度の現状と課題
1 看護職員の賃金をめぐる動き
2 賃金制度の現状と課題
3 自身の賃金を理解するための基礎知識
2章 処遇改善に向けた日本看護協会の取り組み
1 日本看護協会の活動内容と処遇改善の成果
2 医療職俸給表(三)の見直し内容と処遇改善への新たな展開
3章 処遇改善に向けた方策
1 自施設の処遇改善のポイント
2 Q&A 看護職員の処遇改善に向けて
3 ラダーアップを処遇アップにつなげるための「複線型人事制度」の導入 [大阪医科薬科大学病院]
4 公正性かつ透明性のある人事評価に基づいた賃金制度の改定による処遇改善 [真生会富山病院]
5 職能給制度の運用で生じた課題への対応―個人目標重視からBSCを活用した部署目標重視へ[寿泉堂綜合病院]
◆資料編
1.看護職の年次データ 〈就業状況〉〈養成状況〉〈労働条件〉
2.看護政策関連の動向 (2022年4月~2023年3月)
3.日本看護協会の主な取り組み