[認知症plus] 認知症plus転倒予防 せん妄・排泄障害を含めた包括的ケア
編集:鈴木 みずえ
- 判型
- B5
- ページ数
- 248ページ
- 本体価格
- 2,800円
- ISBN
- 9784818021808
- 発売日
- 2019年 3月 20日
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- 内容紹介
- 目次
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認知症高齢者は転倒、せん妄、排泄障害を複合して起こしやすく、互いに関連しあって症状を悪化させ、生活障害・生活支障をもたらします。これらを早期にコントロールできれば、QOLを維持・向上させることが可能になります。
本書では転倒、せん妄、排泄障害の包括的ケアの実際と、その根拠となる介入研究について紹介します。 -
第1章 認知症高齢者の生活障害・生活支障と転倒予防
1 認知症高齢者の生活障害・生活支障と転倒リスク
2 パーソン・センタード・ケアに基づいた 認知症高齢者の転倒予防
3 転倒リスクアセスメントツール
column 高齢者の新しい概念―サルコペニアとフレイル
第2章 認知機能・身体機能に応じた転倒およびせん妄・排泄障害の包括的アセスメントとケア
1 入院前・直後のアセスメントとケア
2 術直後のアセスメントとケア
3 慢性期および退院までのアセスメントとケア
4 慢性期施設でのアセスメントとケア
第3章 認知症高齢者の転倒・せん妄・排泄障害に関する倫理
1 倫理の原則と認知症高齢者のケアにおける倫理の課題
2 認知症高齢者と身体拘束
3 臨床における倫理委員会の取り組み
第4章 多職種チームによるケアと認知症高齢者に対する看護管理、リスク管理
1 認知症高齢者に対する看護管理、リスク管理
2 転倒・せん妄・排泄障害の包括的ケアと認知症ケア加算
3 転倒・せん妄・排泄障害の予防のための看護師としての薬剤管理
第5章 多職種チームで取り組む 排泄障害・せん妄も含めた包括的ケアとしての転倒予防ケアプログラム
preface 多職種連携で取り組む転倒予防ケアプログラム
1 認知症高齢者の転倒予防のための生活行動力アセスメント指標
2 転倒予防研修の実際
2-1 転倒予防ケアプログラム実践継続システム研修
2-2 転倒予防ケア質指標の活用
2-3 認知症高齢者の視点を重視した転倒予防ケア
3 転倒予防研修後の理解度確認クイズ
4 看護師が行う認知症高齢者のための運動プログラム
研究編:認知症高齢者の転倒予防介入研究とアクションリサーチ
1 認知症高齢者の転倒予防介入研究の計画のポイント
2 認知症高齢者の転倒予防のための介入研究
3 看護師の意欲を引き出す転倒予防アクションリサーチ
4 実践成果を報告するために押さえておくべき 認知症の疫学とエビデンス
5 転倒予防ケアのワザやテクニックを引き出す手法