新任師長のための看護マネジメント
著:太田 加世
- 判型
- A5
- ページ数
- 148ページ
- 本体価格
- 2,300円
- ISBN
- 9784260028035
- 発売日
- 2016年 8月 10日
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- 内容紹介
- 目次
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本書は、看護師長にはどんな役割があるのか、看護マネジメントとはどういうことをするのかなどを、平易な言葉で、また身近な例をあげながら説明する。そして、マネジメントの基本をおさえておくことが、リーダーシップを発揮することにつながることもわかりやすく伝える。看護師長になったら最初に読んでほしい書。
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第Ⅰ部 マネジメントの基礎以前
第1章 看護師長としての自分を創る
1.看護師長の役割
2.「あの看護師長についていきたい」と思われるために大切なこと
3.立ち居振る舞いを意識する
4.人間としての安定感
第2章 信頼関係を築く
1.信頼関係を築くことの重要性
2.「信頼」は「安心」から生まれる
3.スタッフに対して自分を開示する
4.スタッフの存在を認める
5.スタッフの可能性を信じる
6.具体的な関わり方
7.ポジティブに相手を見ることで信頼関係を築く
8.信頼関係は永遠ではない
事例と実践のポイント
第Ⅱ部 マネジメントの基礎
第1章 マネジメントを分解する
1.マネジメントの定義と範囲
2.経営資源としての「ヒト」「モノ」「カネ」
3.マネジメントの要素
第2章 スタッフの「やる気」を理解する
1.「やる気」とは
2.やる気を分析する
3.モチベーション理論の概要
4.やる気を高めるモデル
5.看護師長ができること
6.部署全体のやる気を高めるために
事例と実践のポイント
第3章 「やる気」を引き出すスキルを身につける
1.やる気を引き出すコミュニケーションスキル
2.「聴く」ことは3つの要素に働きかけるための基本
3.「質問する」ことで気づきを引き出す
4.スタッフのタイプに応じたやる気の引き出し方
5.やる気を引き出すことで成長を促す
事例と実践のポイント
第4章 スタッフを育てる
1.病院における中長期的な人材育成の必要性
2.スタッフを育成する目的
3.経験学習とは
4.仕事の経験から学ぶための支援
5.部署全体で学び合う雰囲気を醸成する
事例と実践のポイント
第5章 チームの「ありたい姿」を共有する
1.病院理念とは
2.「ありたい姿」とは
3.「鳥の目」と「虫の目」をもつ
4.「ありたい姿」は目標の先にある
5.スタッフを巻き込んで「ありたい姿」をつくる
6.「ありたい姿」から目標・計画策定へ
7.PDCAサイクルをまわす
事例と実践のポイント
第6章 仕事をしくみ化する
1.組織として機能するためにしくみをつくって人を動かす
2.組織論
3.組織の「しくみ化」に影響する3つの要素
4.仕事を「標準化」と「単純化」する
5.仕事を「見える化」する
事例と実践のポイント
第7章 成果を評価する
1.成果とは何か
2.評価する目的
3.適切な評価指標を考える
4.総合的なマネジメントの評価手段
5.アンケート調査による評価
6.測定により意識が変わる
7.外部からの評価を集める
8.プロセスでの評価
事例と実践のポイント
第Ⅲ部 リーダーシップの基礎
第1章 リーダーシップを理解する
1.リーダーシップとは
2.リーダーシップに関する研究
3.リーダーの役割
4.リーダーのパワー
5.リーダーとしての看護師長に必要な能力
6.リーダーシップとフォロワーシップを包括するメンバーシップ
7.優れたリーダーの特徴
事例と実践のポイント
第2章 リーダーシップを発揮する
1.リーダーシップを発揮する目的
2.リーダーシップ行動のバランス
3.リーダーシップの4タイプ
4.人を動かすリーダーシップとは,その人の生き方そのもの
事例と実践のポイント
索引