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酸塩基平衡の考えかた 故(ふる)きを・温(たず)ねて・Stewart 

著:丸山 一男 

判型
A5
ページ数
278ページ
本体価格
3,200円
ISBN
9784524255221
発売日
2019年 2月 23日

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  • 内容紹介
  • 目次
  • 遊び心に満ちたイラストと解説を読み進めるうちに“考えかた”が身につく『考えかた』シリーズ第4弾のターゲットは“酸塩基平衡”.基本でありながら苦手意識を持たれがちな酸塩基平衡につき,データの読みによる病態の把握,さらに治療へと繋がる道筋という“考えかた”をもとに解説され,難解にみえる概念や計算式もすんなり頭に入ってくる.学生や研修医はもちろん,理解を新しくしたい医師,看護師や薬剤師といった医療従事者全般におススメの一冊.

  • 【内容目次】
    1章 酸性・アルカリ性の指標
     A 生物が生きるには,適切なpHがある
     B アシドーシスとアルカローシスの定義
    2章 血液ガスとアニオンギャップ
     A BE:base excess
     B AG:anion gap
     C tCO2(CO2含量)
    3章 正門と通用門
     A ミアとシスをお間違いなきよう
     B 用語の由来:代謝性・呼吸性
     C Henderson-Hasselbalch門
     D Stewart門[SID(強イオン差)門]
     E 単純性か?混合性か?
    4章 HendersonとHasselbalch
     A 酸・塩基の定義は何か?
     B 質量作用の法則(law of mass action)
    5章 Stewart登場(SID門)
     A HCO3-/pCO2比以外でもpHは計算できる
     B 電解質濃度はH+に影響を与える
     C 強いイオンとは?Na+vs.H+;Cl-vs.HCO3-
     D 中間まとめ:強イオン差の考えかた
     E 再び強イオン差の計算法:Na+-Cl-vs.HCO3-+Alb-+Pi-
     F SIDの計算法の実際
     G まとめ
     H 繰り返しになりますが
    6章 読み方いろいろ
     A 4つのアプローチ
     B あくまで総合判断をお忘れなく
     C AGとSID
     D AGとSIDのターゲット
     E 低アルブミン血症のときのAGの補正:補正AG
    7章 単純性障害の診断
     A シンプルな酸塩基平衡障害の診断(primaryな変化):Basic
     B 高い?低い?の判断基準
    8章 代償はあるか?とりあえずの判断
     A 二次性変化(代償性変化)の有無を判断する:単純性障害に対する代償性変化の有無を評価
     B 代償の有無を予想する
    9章 グラフ解析
     A 単純性障害の完全代償を読む:グラフ解析による代償性変化の考えかた-慣れると便利です
     B 完全代償か?混合性障害か?
    10章 代償は予測範囲内か?
     A 二次性変化の程度が予測される値かを判定する:advanced
     B 代償の予測の第2ステップ
     C 実測値と代償の予測値の関係
    11章 代謝性アシドーシス
     A 代謝性アシドーシスの原因
     B 代謝性アシドーシスの原因の見分けかた:「H+の増加か?」「HCO3-の減少か?」
     C 強イオン差で考える代謝性アシドーシス
    12章 重症代謝性アシドーシスの一発診断
     A 代謝性アシドーシスの一発診断
     B BEの存在意義
     C BEとHCO3-の関係:BEはHCO3-の代わりとなるか?
     D BEとは:BEを深く知りたい人のために
    13章 代謝性アルカローシス
     A 酸の減少:HClの喪失と低アルブミン
     B 塩基の増加:生理学的立場から,強イオン差から
    14章 強イオン差の使いかた
      A 強イオン差(SID)を用いた酸塩基平衡の読みかた
      B 症例
    15章 電解質によるHCO3-の変化
    16章 Clの問題
     A Na+-Cl-から考える
     B Na+-Cl-を強イオン差(SID)で考える
     C Cl-とHCO3-の関係
    17章 混合性障害を疑うとき
     A 混合性障害のパターン
     B 混合性障害(アシドーシスとアルカローシスの同時発生)を読む
     C まとめ:pH正常のパターン
    参考文献
    索引

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