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看護管理実践ガイド  学習課題とクイズで学ぶ 看護マネジメント入門 第2版

著:原玲子 

判型
B5
ページ数
280ページ
本体価格
3,000円
ISBN
9784818022768
発売日
2020年 8月 17日

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  • 内容紹介
  • 目次
  • 医療チームの一員として効果的な看護サービスを提供するためには,看護マネジメント(看護管理)の基礎概念を理解しておくことが大切です。厚生労働省「新人看護職員研修ガイドライン改訂版」では,看護実践における管理的側面についての到達目標(「安全管理」「情報管理」「業務管理」「薬剤等の管理」「災害・防災管理」「物品管理」「コスト管理」)が示されています。
    本書は,看護マネジメントの基盤となる考え方から,上記の7領域はもとより,「医療の質評価」「地域包括ケアシステム」「身体拘束ゼロの推進」など注目度の高いキーワードまでを学べる初学者のための入門書です。豊富なイラストや事例がポイントをわかりやすく示し,クイズやミニテストも盛り込まれているので楽しみながら学べます。



    【主な内容】

    第1章 マネジメントとは   
    第2章 看護マネジメントとは 
    第3章 医療におけるサービスの構造 
    第4章 組織の成り立ちと病院組織の基本的構造 
    第5章 目標管理
    第6章 情報共有のしくみ  
    第7章 医療の中の協働 
    第8章 業務遂行のマネジメント 
    第9章 日本の医療制度と病院経営
    第10章 医療安全の基本的な考え方 
    第11章 医療現場の感染管理の基本 
    第12章 医療現場における業務上の危険 
    第13章 災害対策の基本 
    第14章 看護職の法的責任 
    第15章 看護者の基本的責務 
    第16章 看護職のキャリア開発 
    解答と解説  
     ・クイズ・ミニテストの解答および解説 
     ・学習課題の解答および解説 

  • 【主な内容】

    第1章 マネジメントとは  
     001  マネジメントとは  
     002  マネジメントプロセスの4つの機能
     003 PDCAサイクルとは 
     
    第2章 看護マネジメントとは 
     004 看護マネジメント(看護管理)の考え方の歴史的変化
     005 看護マネジメントとシステム 
     006 看護過程と看護ケアのマネジメント

    第3章 医療におけるサービスの構造 
     007 サービスとは 
     008 サービスの基本的特性
     009 サービスの3つの構造と顧客満足 
     010 医療サービスの質評価
     011 ドナベディアンの医療の質評価 

    第4章 組織の成り立ちと病院組織の基本的構造 
     012 組織とは 
     013 組織構造における管理の原則
     014 代表的な組織デザイン
     015 病院組織の管理者の区分と役割
     016 事例で学ぶ組織図のしくみ 

    第5章 目標管理
     017 経営管理論の変遷 
     018 目標管理
     019 目標管理における「組織目標」と「自己目標」の関係 
     020 目標面接と目標管理システム 
     021 バランスト・スコアカードによる目標設定
     022 看護サービス提供のための目標設定

    第6章 情報共有のしくみ  
     023 情報とは何か
     024 診療情報の記録と電子化
     025 情報の取り扱いにおける注意事項

    第7章 医療の中の協働 
     026 病院における看護職集団の連結ピン 
     027 看護提供システム
     028 チーム医療
     029 クリティカルパス 
     030 リーダーシップ

    第8章 業務遂行のマネジメント 
     031 病院組織における労務管理
     032 看護業務遂行のための業務管理 
     033 看護業務遂行のための物的資源管理
     034 看護業務遂行のための医薬品管理
     035 タイムマネジメント
     036 ストレスマネジメント

    第9章 日本の医療制度と病院経営
     037 医療提供体制 
     038 医療保険制度
     039 診療報酬制度
     040 「重症度,医療・看護必要度」 
     041 DPC(診断群分類)
     042 地域医療連携
     043 地域包括ケアシステム
     044 介護保険制度
     045 病院の財務分析の視点

    第10章 医療安全の基本的な考え方 
     046 医療事故とは何か 
     047 患者への影響度による医療事故レベルの分類  
     048 ヒューマンエラーとヒューマンファクター
     049 インシデントレポートの意義と活用
     050 インシデントレポートの共有のしくみ
     051 ある病院で起きた手術患者取り違え事故から学ぶこと
     052 危険予知トレーニングの理論と方法 
     053 事故発生のメカニズム
    ――あるファミリーレストランで起きたミステリー  
     054 根本原因分析法(RCA) 

    第11章 医療現場の感染管理の基本 
     055 感染症発症のメカニズム 
     056 医療関連感染への対策 
     057 スタンダードプリコーションと感染経路別予防策 
     058 感染管理の組織化

    第12章 医療現場における業務上の危険 
     059 看護職員の業務上の危険要因 
     060 職業感染の危険 
     061 医療機器・材料の使用にかかわる危険 
     062 医薬品等への曝露に伴う危険 
     063 労働形態や作業に伴う危険 
     064 患者・同僚および第三者による暴力 

    第13章 災害対策の基本 
     065 災害とは 
     066 災害が人々や環境に及ぼす影響 
     067 災害サイクルと求められる支援
     068 平時の救急医療と災害医療との違い 
     069 トリアージとは 
     070 トリアージの原則と倫理的ジレンマ
     071 災害による被災者のストレス 
     072 心理的回復プロセスと被災者の心のケア 
     073 援助者の心理への影響 
     074 災害に関連する法律 
     075 災害時の医療体制 
     076 災害時の病院における医療提供体制 
     077 医療機関における大災害への備え

    第14章 看護職の法的責任 
     078 看護職者に問われる法的責任 
     079 看護業務の法的範囲 
     080 看護師に求められる判断 
     081 看護師に必要とされる注意義務
     082 静脈注射についての行政解釈の変更

    第15章 看護者の基本的責務 
     083 そもそも倫理とは
     084 法と倫理 
     085 なぜ,看護に倫理が必要なのか 
     086 倫理の原則 
     087 看護者の基本的責務  
     088 「看護提供に際して守られるべき価値・義務」
     089 看護の「責任を果たすために求められる努力」 
     090 「土台としての個人的徳性と組織的取り組み」 
     091 看護職が遭遇する倫理的ジレンマ
     092 身体拘束ゼロの推進
     093 倫理的問題の所在の明確化と解決のための基本的プロセス

    第16章 看護職のキャリア開発 
     094 キャリアとは 
     095 キャリアアンカー
     096 ライフサイクルとキャリア
     097 ワーク・ライフ・バランス
     098 キャリア開発とは
     099 臨床看護職員のキャリア発達とキャリア開発ラダーの考え方
     100 キャリア開発ラダーのしくみ 
     101 新人看護職員研修制度
     102 国際看護の視点
     103 ジェネラリストとスペシャリスト
     104 特定行為を手順書により行う看護師
     105 看護職の拡大する役割と資格認定制度

    解答と解説  
     ・クイズ・ミニテストの解答および解説 
     ・学習課題の解答および解説 

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