住民主体の楽しい「通いの場」づくり 「地域づくりによる介護予防」進め方ガイド
編集:近藤 克則
- 判型
- B5
- ページ数
- 128ページ
- 本体価格
- 1,800円
- ISBN
- 9784818021877
- 発売日
- 2019年 3月 31日
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- 内容紹介
- 目次
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「地域づくりによる介護予防」とは、住民主体の「通いの場」などを地域に増やし、外出や運動、交流の機会を作り出すことによって、健康増進・介護予防を図るとともに、コミュニティの(再)構築を促そうとするもの。
関係者間での調整、運営主体となる住民ボランティアの育成、継続のための評価・分析などの具体的手順を,日本老年学的評価研究(JAGES)と全国の市町村職員・住民による20年間の取り組み成果をもとに、事例を交えながら、わかりやすく解説する。 -
◆導入編 「地域づくりによる介護予防」とは
1)何をすればよいのか
2)期待できる効果
3)具体的な進め方-4段階のプロセス-
◆実践編 各プロセスにおける進め方のポイント
第1章 共通認識の形成期(数か月~1年程度)
1)市町村職員を対象に研修会を開く(最初に共有するべき4つのこと/研修会を開く/進め方について合意形成する/「地域診断」で地域の課題を把握する/他)
2)ファシリテーションを学ぼう(講師を探そう/最低限のファシリテーションのポイント/他)
3)住民を対象に研修会を開く
第2章 運営主体の形成期(2・3か月~半年程度)
1)ボランティア候補者を対象に研修会を開く(開催に当たってのポイント/資料づくりのポイント/進め方のポイント/他)
2)ボランティアリーダーを育てる(研修の開催時期/研修開催に向けての準備/他)
3)「通いの場」を開所する
4)キックオフから開所まで-8つのポイント-
5)「通いの場」づくりの実例(立ち上げ準備期/実行期/他)
第3章 運営・拡大期
1)「通いの場」を安定的に運営する
2)「通いの場」を拡大する
第4章 評価期
1)評価計画を立てる
2)評価に必須の5つの情報を集める
3)評価・分析する
補 章 地域診断の実践
1)「地域マネジメント支援システム」(JAGES HEART)を使った地域診断の手順
2)地域診断を活用した取り組み事例
◆各章のポイント
◆コラム(反省から生まれた「地域づくりによる介護予防」/地域診断結果の共有の仕方―悪い結果の伝え方―/「思わず参加したくなる」仕掛けづくり/サロン活動のマンネリ化防止策/他)
◆Q&A(どこから手を着ければよいのでしょうか/住民ボランティアって、長続きしないのでは?/男性のボランティアや参加者を増やすには?/ボランティア同士の競争を避けるには?/統計の知識がないのですが……/他)
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