写真でわかる!オルソケラトロジーフィッティング 学童の近視抑制 お悩み相談室
編集:平岡 孝浩 編集:二宮 さゆり
- 判型
- B5
- ページ数
- 208ページ
- 本体価格
- 6,000円
- ISBN
- 9784830656361
- 発売日
- 2025年 10月 9日
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- 内容紹介
- 目次
-
【近視抑制の"あるあるトラブル" の解決法がつまった,超実践的な症例解説集!】
好評書『クリニックではじめる 学童の近視抑制治療』の実践編.
いざ,臨床で近視抑制治療を始めた際に,教科書通りにいかない場面に困る場面は珍しくありません.
本書は,そんな近視抑制で遭遇するトラブルについて解決までの道すじを,写真とポイントで丁寧に示した症例解説集です.
トラブル解決の道のりは一つとは限りません.そこで,例えば「レンズがずれる」というトラブルでは3つの解決法を紹介しています.近視抑制のエキスパートだからこそ書ける多面的なアプローチは必見!
また,本書では表題のオルソケラトロジーフィッティング以外にも,2025年に大きな転換点を迎えた,低濃度AT点眼・多焦点SCL・近視管理用眼鏡・レッドライト治療などの近視抑制最前線の情報も盛り込みました.
近視抑制に関わる全ての方が,「こんな本が欲しかった!」と思えるような,トラブル解消に直結するハウツー本です.
≪主要目次≫
Ⅰ章 オルソケラトロジー
(1)オルソケラトロジー処方の基礎知識
①角膜形状解析──トポグラフィーとトモグラフィー
②角膜形状解析装置の特徴 ほか
(2)フィッティングのトラブル
①基本のトラブルシューティング
②レンズフィッティングの基本的な考え方と処方のコツ ほか
(3)トポグラフィーに関するトラブル
①セントラルアイランドの鑑別と対応
②セントラルアイランドが解消しない ほか
(4)角膜に関するトラブル
①SPKができやすい──タイトフィッティング
②SPKができやすい──レンズの汚れや傷 ほか
(5)見え方に関するトラブル
①なぜか視力が出ない
②片方だけ視力が出ない ほか
(6)レンズに関するトラブル
①レンズが汚れている
②よくレンズを割ってしまう ほか
(7)その他のトラブル
①オルソケラトロジーのリバウンドの確認方法は?
②レンズスティーブのためフラットに変更したらSPKが出現した ほか
Ⅱ章 アトロピン点眼
①濃度の選択の仕方がわからない
②低濃度アトロピン点眼による羞明
③低濃度アトロピン点眼による調節障害 ほか
Ⅲ章 多焦点SCL
①どの程度の焦点深度にすればよいかわからない
②最強度近視に対する処方はどうする? ほか
Ⅳ章 近視管理用眼鏡の現状
①二重焦点眼鏡は有効か?
②多分割眼鏡レンズの現況と実際の効果は? ほか
Ⅴ章 レッドライト治療の現状
①報告されている合併症は? ほか
Ⅵ章 併用療法
①併用療法を考えるタイミング
②低濃度アトロピン点眼の併用療法は行うべきか?
③オルソケラトロジーとアトロピン点眼,どちらが先がいい?または同時に処方したほうがよい? ほか
文献
索引 -
Ⅰ章 オルソケラトロジー
(1)オルソケラトロジー処方の基礎知識
①角膜形状解析──トポグラフィーとトモグラフィー
②角膜形状解析装置の特徴
③トポグラフィーの見方
④フルオレセインパターンの見方
⑤各社オルソケラトロジーレンズの特徴
⑥オルソケラトロジーレンズ処方のフローチャート
⑦近視抑制に関する略語集
⑧近視抑制治療を希望する保護者への対応
(2)フィッティングのトラブル
①基本のトラブルシューティング
②レンズフィッティングの基本的な考え方と処方のコツ
③理想的なフルオレセインパターンにならない
④レンズがずれる,偏心する──ACを広げる
⑤レンズがずれる,偏心する──サイズを変える
⑥レンズがずれる,偏心する──経過観察
⑦乱視眼の処方がうまくいかない──ACをフラットに
⑧乱視眼の処方がうまくいかない──トーリックデザインレンズを選択
⑨乱視眼の処方がうまくいかない──差分マップを活用
⑩強度近視の処方がうまくいかない──メーカーを変更
⑪強度近視かつ乱視眼の処方がうまくいかない──トーリックデザインレンズを選択
⑫e値(離心率)が小さい
⑬e値(離心率)が大きい
⑭トライアル評価と処方レンズ結果に差異がある
⑮メーカーによる適,不適がある──MOK→BOC
⑯メーカーによる適,不適がある──BOC→MOK
(3)トポグラフィーに関するトラブル
①セントラルアイランドの鑑別と対応
②セントラルアイランドが解消しない
③Bull`s eye patternにならない──レンズ径を調整
④Bull`s eye patternにならない──トーリックデザインレンズを選択
⑤フィッティングでは問題ないのに偏心している?──瞼の形状が原因となり不適合
(4)角膜に関するトラブル
①SPKができやすい──タイトフィッティング
②SPKができやすい──レンズの汚れや傷
③SPKができやすい──ドライアイ
④SPKができやすい──ハイパワーレンズ
⑤充血が強い──ポビドンヨードアレルギーの疑い
⑥角膜炎や角膜浸潤を生じる
⑦アレルギー性結膜炎にまつわるトラブル──季節性アレルギー
⑧アレルギー性結膜炎にまつわるトラブル──SPK集積
⑨レンズ固着による障害
(5)見え方に関するトラブル
①なぜか視力が出ない
②片方だけ視力が出ない
③羞明を訴える
(6)レンズに関するトラブル
①レンズが汚れている
②よくレンズを割ってしまう
③よくレンズを失くしてしまう
④正しいレンズケアを行わない
⑤レンズ交換を渋る──交換の必要性を説明
⑥レンズ交換を渋る──定額制の活用
⑦レンズの左右逆転/兄弟間での取り違い
(7)その他のトラブル
①オルソケラトロジーのリバウンドの確認方法は?
②レンズスティーブのためフラットに変更したらSPKが出現した
③片眼の近視に対してオルソケラトロジーを装用するとどうなる?
Ⅱ章 アトロピン点眼
①濃度の選択の仕方がわからない
②低濃度アトロピン点眼による羞明
③低濃度アトロピン点眼による調節障害
④患者が止めたいと訴えたときどうする?
⑤費用の説明と注意点
⑥参天0.025%製剤のみですべての患者に対応できるのか?
Ⅲ章 多焦点SCL
①どの程度の焦点深度にすればよいかわからない
②最強度近視に対する処方はどうする?
③強度乱視に対する処方はどうする?
④マイサイトの承認の見通しは? 日常生活での注意点は?
⑤オルソK→マイサイトへの切り替えはどうする?
⑥マイサイト→オルソKへの切り替えはどうする?
⑦焦点深度拡張型SCLを装用したところ、眼軸長の短縮を認めた症例
Ⅳ章 近視管理用眼鏡の現状
①二重焦点眼鏡は有効か?
②多分割眼鏡レンズの現況と実際の効果は?
③近視管理用眼鏡の承認の見通しは?
Ⅴ章 レッドライト治療の現状
①報告されている合併症は?
②リバウンド対策は?
③中国での現状は?
Ⅵ章 併用療法
①併用療法を考えるタイミング
②低濃度アトロピン点眼の併用療法は行うべきか?
③オルソケラトロジーとアトロピン点眼,どちらが先がいい?または同時に処方したほうがよい?
④オルソケラトロジーとアトロピン点眼,止める時はどちらが先?
⑤どんな時に途中からアトロピン点眼を追加する?
⑥いつまで続ければよい?
⑦多焦点SCLとアトロピン点眼の相性は?
⑧オルソケラトロジーとレッドライト治療の相性は?
⑨多分割眼鏡レンズとレッドライト治療の相性は?
⑩アトロピン点眼を追加したら,羞明を訴えた
⑪アトロピン点眼とレッドライト治療の併用が禁忌の理由は?
文献
索引










